node.jsでディレクトリを制作する際、fsモジュールを使用して制作しますが、fs階層構造を持つディレクトリを制作する事ができなかったり、ディレクトリの存在確認が必要だったりと何かと不便です。
そんな時はfs-extraを利用しましょう。
fs-extraはfsの不便を解消してくれます。
例えば、よく使用するのにensureFileメソッドがあります。
これは同期でファイルを制作してくれるのですが、以下のような処理を行てくれます。
- ファイルを存在するか確認。
- 存在しなければ制作。
- ファイルまでのパスが階層構造ならディレクトリの存在を確認し、なければディレクトリを全て制作し、ファイルを制作。
というように、階層構造となるパスを指定しても問題無くファイルを制作してくれます。
もう一つよく使用するものにmkdirsSyncがあります。
これは同期でディレクトリを制作してくれます。
目次
fs-extraの使い方
npmもしくはyarnなどでインストールをします。
yarn add fs-extra
インポートし、ファイルを制作したい場合はmkdirsSyncメソッドを使い、引数にファイルまでのパスを記載します。
import fx from "fs-extra"; fx.mkdirsSync("hoge/fuga/index.json");
ディレクトリを制作したい場合はmkdirsSyncメソッドを使用し、引数にディレクトリまでのパスを記載します。
import fx from "fs-extra"; fx.mkdirsSync("hoge/fuga");